人間の深層心理を利用したヒトラーの演説

ナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラーの演説は人間の深層心理を巧みに利用した演説であったと言うお話です。その手口とは。

 

黄昏時は暗示にかかりやすい

疲れている時間帯を狙ったヒトラーの手口とは

彼は、演説会場には予定時間より数分遅れて到着する。聴衆をジリジリ待たせる。これは演説への効果を高める効果を狙っています。

 

また、演説は必ず黄昏時に行われ、演壇にのぼると、太鼓が轟、右手を高く挙げる派手なジェスチャーでライトを浴びて登場し、群衆の目を注目させます。

 

ヒトラーが大衆を意のままに動かした手法の数々は、人間の深層心理を実にうまく利用したものでした。

 

「黄昏の大集会」もその1つと言われています。

 

黄昏時というのは、日中の活動が終わって疲れがピークに達し、体内時間が一番不調な時間帯と言われています。

 

疲れていると判断力・思考力が低下し反論しようと言う気も薄まって周囲のペースに巻き込まれやすくなります。

 

そこで、目一杯、群衆心理を煽って「ハイル・ヒットラー!」の叫びと共に、演説を頭の中に流し込みます。

 

現代でも「夕暮れ商法」と呼ばれる悪質な商法が存在します。

 

きちっとしたスーツで現れ会社帰りのサラリーマンに声を掛けます。
「納品の帰りなんですが、納品数のミスがあって、これだけ余らせてしまいました。このままでは、会社に帰れません。1万円でいいので買っていただけませんか。差額は私が何とか自腹を切ります」

 

商品は腕時計、貴金属、スーツなどです。「本来は、数万円ですが」と言う口上も付きます。

 

これも黄昏時の人間の心理をうまく使い、また、サラリーマンの悲哀も演出して同情を引かせる。暗くて商品がよく見えない事も詐欺師にとっては有利なのです。

 

お役所には誰もが弱い

「消防署の方から来ました」

身分を偽ってモノを売りつける「かたり商法」は詐欺の中でも古典的な手法です。

 

「消防署の方から来ました」と言ってそれらしく見せるため制服のようなものを着て
「消火器の交換に来ました」「設置が義務付けられました」などと言って消火器を高く売りつける詐欺は今だに後を絶たないようです。

 

ポイントは「消防署から」と言わないで「の方から」と言うのは詐欺罪に触れないためのテクニックです。

 

「消防署から」と言ったら明らかな嘘になりますが「の方から」と言えばその「方向から」来たと言う意味にもなります。

 

他にも「〇〇電力」「△△ガス」を名乗って点検・修理代を騙し取る。
「水道局から来ました」・・・・
「保健所から来ました」・・・・
警察官をかたって「あなたの御主人が痴漢で捕まりました。示談金を・・・」

 

いずれも、権威を語って、人間の権威に弱い心理をついてくるのです。

 

つい「イエス」と言ってしまう誘導法

ソクラテスが得意とした技法とは

東京に本社があるAさんに地方営業所への転勤話が持ち掛けられたがAさんは難色を示しついに社長に呼び出される事になりました。

社長「やあ。A君、元気でやってるかい?」
A「はい。おかげさまで元気でやっております」
社長「君も、もう40になったんだなあ」
A「はい。先日大台に乗りました」
社長「そうすると、寅年だね?」
A「はい。寅年になります」
社長「ところで、郷のご両親は元気かね?」
A「はい。おかげさまで」
(会話が続く)
社長「では、営業所に行ってくれるね」
A「はい。行かせていただきます」

Aさんは、なぜ社長に説得されてしまったのでしょう
これは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが得意とした「ソクラテス式問答法」と呼ばれるものです。

ソクラテスは相手の誤りを指摘するような事は決してせずに、相手が「イエス」と答えるような質問を次々と浴びせていき、いつの間にか、初めは否定していた問いに対しても「イエス」と答えさせてしまったと言うのです。

 

心理学に「自己概念」理論と言うものがあるそうです。

 

ある状況下で一定の決断(言動)をした直後に同じような状況下に置かれると、前と同じ言動を繰り返すと言うものでつまり自分の概念を一定に保ちたいと言う欲求が働くそうです。

 

「はい」としか答えようのない質問に「はい」「はい」と繰り返し答えているうちに、次第に拒否する姿勢を失っていく。そして、ついには肝心の質問にも「はい」と答えてしまうと言う何とも恐ろしい心理法則です。

 

「あなただけに」の嘘

自尊心のあるエリート・サラリーマンほど弱い

かつてのテレフォン・ショッピングでは「テレビをご覧のあなただけに!」と言うセリフがよく聞かれました。

 

良く考えれば、何百万人もいる視聴者に「あなただけに」はないものだが、結構効果があったそうです。

 

人間、何らかの形で「自分の実力が不当に低く評価されている」と言った不平、不満を持っています。「あなただけに」の言葉は、その自尊心をくすぐり、人を無防備にさせます。

 

「厳正なる抽選の結果、1万人の中からあなたが選ばれました」
などと突然かかってくる電話にあやしい話だとわかっていてもついつい聞き入ってしまうもの。自尊心がくすぐられ、もしかしたら今こそ自分の実力が認められる時か、という願望から来る心理状態。

 

典型的なものに「資格商法」があります。
「〇〇士」「△△鑑定士」その資格取得のための講習会に参加する一人に「あなただけ選ばれた」と言うのです。結局、実体のない資格のための講習会参加費や教材、登録料などをむしり取られるだけなのですが。

 

これらに引っ掛かりやすいのは、ある程度実力があって上昇志向のあるエリート・サラリーマンが多いそうです。「あなただけに」と言うプライドをくすぐる言葉につい動かされてしまうのです。

 

更に始末の悪い事に、本人のプライドが邪魔して、ことがことだけに、事前に他人に相談しない場合が多く、騙されたとわかった後も、プライドゆえに泣き寝入りするケースが多いこてです。

 

アフィリエイトに心理学を学ぶことは必要と考えているのは何も人を騙しましょうと言っている訳ではなく人間の心理に上手く入り込める記事が書ければ商談の成功率が上がると思うからです。

 

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こんにちは初めまして韋駄天です。
還暦を過ぎてマラソンを始めました。まさか自分が42.195kmを走れるなんて皆さんやればできるものですよ。
現在はマラソンで各地を転戦しご当地の観光地を訪れたりレースの後、温泉に浸かり疲れをとりご当地のグルメ、美味しいお酒をいただき優雅なご隠居生活をしています。

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